ばあちゃんシリーズ2〜卵を求めて三千里〜
お疲れ様です。
小林です。
小林のばあちゃんはスーパーのチラシが大好きでした。
新聞は裸眼で読むのに、スーパーのチラシは
何故か老眼鏡をかけて読んでいます。
新聞、読めてないよねそれ。
ある日の事。
「安い....安い!これ買いに行ってくる!」
「何が安いの?」
「これ!これ!」
卵。
チラシのスーパーは歩いて2分のスーパーよりも、1パック辺りで30円安いようです。
スーパーのチラシを片手に持ったばあちゃんは意気揚々と出掛けて行きました。
〜2時間後〜
「ただいま!ほれ!」
手押し車から取り出したのは4パックの卵。
これ、いくら何でも買いすぎでは...?
ん、待てよあのスーパーに行くには片道200円のバスに乗らないと行けない。
うっかり者のばあちゃんはシルバーパスを置いて出掛けて行きました。
200円×2=400円
近くのスーパーよりも30円安い卵を4パック。
30円×4=120円
400円-120円= .........
....もうこの辺で止めておきましょう。
何故ならばあちゃんはとても誇らしげな表情を浮かべているからです。
「これが買い物上手じゃい!見たか!」
とでも言いたそうな。
そんなばあちゃんをツッコむ程、
小林は野暮ではありません。
それから3日間、我が家の食卓は卵まみれ、
エッグパーティーを開催しました。
タンパク質を豊富に摂取した 小林