小林と過ごす日常

面白いと思う人には面白いらしいです。

ハゲと白髪〜バカにつける薬はある〜

お疲れ様です。

小林です。

 

小林は小学生くらいから白髪が生えていました。

社会人になった今では地毛の半分が白髪です。

 

もはやブラックジャック

 

 

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こっちではない

 

今でこそ白髪が生えていれば

「小林のやつ、あんなに白髪が生えて苦労しているんだなぁ...」

と同情を買えるかもしれないのでオーライですが、

 

特に思春期の小林にとっては

非常に悩ましい体質でした。

 

また無駄に肌がデリケートなので

黒染めをすると皮膚炎になるので、

どうしようもありません。

 

そこで冬休みのある時。

小林は1つの行動に出ました。

 

「白髪、全て抜いてやる作戦」

 

まるで内職のおばちゃんのようにひたすら

白髪を抜き続けました。

 

そして冬休み明け...

 

小林少年はハゲていました。

 

坊主のそれとは違う、まさにハゲ。

 

女子のグループが指を指して笑っています。

 

野球部の坊主仲間からは

「リアルハゲ」

「ガチハゲ」

「ハゲキング」

 

などとハゲ三拍子の呼び名で呼ばれました。

 

思春期の小林にはもう限界でした。

 

ハゲを悩み、1週間学校を休みました。

 

休んでいる間、何をしたかと言うと...

 

「どうしたら毛が生える」

のかを真剣に考えていました。

 

「もう、白髪でもいい!とりあえず生えてくれ!頼む!」

 

あらゆる情報を駆使して見出した答。

資生堂 薬用アデノゲン EX 300ml

資生堂 薬用アデノゲン EX 300ml

それは「育毛剤」でした。

 

齢14歳にして育毛剤を使用する少年がどこにいたでしょうか。

 

また、育毛剤を買うお金などありません。

 

そこで小林は学校を休んでいる間、自転車に跨り毎日色々なドラッグストアへ訪れては

サンプルで置いてある育毛剤を片っ端から頭にブチまけました。

 

店員さんからすると

「中学生のハゲが片っ端からサンプルの育毛剤を頭にブチまけて、ポタポタと育毛剤を落としながら帰っていく。」

恐怖そのものだったと思います。

 

〜それから半月後〜

 

うっすらではありますが、ハゲていた箇所から毛が生えています。

奇跡です。小林はうっすらと生えた産毛を

我が子のように大事に扱いました。

それは産まれたての赤ちゃんを優しく扱う

お母さんとなんら遜色ない程の優しさでした。

 

無事、学校に戻った小林。

周りの友達と

「まだ陰毛生えてないけど、それかけたら生えるのかな?」

 

「かもしんないけど、ドラッグストアで股間に育毛剤かけてたら出禁になるよ」

 

などと言ったくだらない会話が出来るようになりました。

 

〜最後に〜

これから皆さんも白髪が生えてくるかもしれません。

その時はショックでしょう。さぞかしショックな事でしょう。

 

そんな時は頭に浮かべてください。

 

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吉川晃司の事を。

 

白髪は恥ずかしい事ではありません。

ハゲの100倍マシです。

 

白髪とハゲ、頭髪に関わるコンプレックスを両方経験した小林だから分かる結論です。

 

ハゲの人が見ていたらごめんなさい 小林