小林と過ごす日常

面白いと思う人には面白いらしいです。

ベトナム① 人にも地球にも厳しく

 

長い旅の始まりに選んだのはベトナムハノイ

 

よくベトナムと言えばホーチミンの名前を聞く事はあると思うが、実は首都はハノイなのである。


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ベトナムという国家は日本以上に縦に長く、例えるなら北海道がハノイ、そしてホーチミンが鹿児島みたいなものである。

何故例えたのかは、自分でもわからない。

 

最近トランプとカリアゲ君が会談を行ったのがハノイだよね、イマイチ影の薄いハノイ

 

長時間のフライトで疲れた俺はとりあえずホテルへ向かった。


拾ったタクシーもメーターはきちんと動いているものの (悪質なタクシーはメーターが心拍数のような勢いで加算されていく。まさに彼らにとってのボーナスステージである。)


ホテルに着いて精算になると"深夜料金"だの"年末"だからだのと言いながら、メーターの倍の金額を請求してきた。

 

当然バトル。「小林君!時にはキレる事も必要だよ!」と世界一周をした人に聞いた事があったが、その時がまさか始まって1時間後だとは。

 

無事バトルも終わり、倍ではなく相場の1,5倍を支払った俺。

運転手、もといクソ野郎は何故か不満げな顔で去っていった。せめて最後くらい喜べ。

貴様は通常以上の金銭を得たのだから。
完全な敗北。

 

※安全なタクシーはビナサンとマイリン!それ以外はやめておきましょう。

VINASUN 


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MAI LINH
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更に疲れ果てた俺。引きずるようにホテルへ転がり込んだ。

 

やる気スイッチなど端から持ってないフロントの兄ちゃんとやり取りをして、鍵を受け取る。

 

某ブッキングサイトで見る限り、値段の割に綺麗な部屋…のはずだったがしかし現実は甘くない。

 

顧客が求めたもの


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現実

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いくら何でもあんまりだろと。
現実が甘くなかろうが、俺の認識が甘かったのだろうがこれはあんまりだろと。

 

兄ちゃんに言うとそれは2人用の部屋だから当たり前だとの回答が。
にしても1人と2人の落差が激しすぎる。

 

とりあえず部屋に荷物を置いて一服でもしようかなと思ったものの、狭いホテルのどこにも喫煙所などありゃしない。

 

そんでまたフロントへ。
俺「喫煙所はどこ?」
 「外」
俺「外のどこ?」
 「どこでも」

 

彼は外ならどこでもタバコは吸えるぞほら見ろ、入口付近に吸い殻があるだろうあそこでいいだろうとジェスチャーをしてきた。

 

彼は要するに、屋外なら地球単位で喫煙所だぞと教えてくださっていたのです。


そこまで視野の広いフロントマンには出会った事が無かったので感動モノですよ。

シェラトンにも帝国ホテルにもいないだろうな。出会いに感謝。

 

 

こうしてハノイの1日は終わり、そして長い旅が始まった。