小林、燃料切れと闘う。
お疲れ様です。
小林です。
小林はスリルを愛する男です。
絶叫マシーンや心霊スポット、何でも来いです。
ドーパミンやらアドレナリンやらがドバドバと溢れ出て、テンションがあがってくるのです。
そんなスリルを愛するが故にヒヤっとしました。
車を運転中。ガソリンが減ってきました。
最近の車は便利なもので、おおよそのガソリン
残量から残りの走行距離をはじき出してくれます。
残り残量110km...行ける!
東京から群馬の藤岡まで走り出しました。
おおよその距離、110km。
計算によればジャストで到着します。
しかし、その計算は甘かったようです。
残り走行距離、無し。
もはやロスタイム状態です。
審判の笛はいつ鳴るのでしょうか。
鳴った時、すなわち試合終了です。
パーキングエリアで一服中の 小林
自衛隊×同窓会×聞き間違い
お疲れ様です。
小林です。
高校の同窓会に出席した時の事。
大人数が参加した同窓会はガヤガヤと盛り上がっていました。
小林はそんな中、久しぶりに会ったK君と話をしました。
K君は自衛隊に勤めています。
自然と話も自衛隊の話になりました。
「Kはさ、どこに勤務してるの?」
「今度配属されるのはみなみ〜(ガヤガヤ)かもしれない!」
「えっ?」
(な〜んで持ってんの?ハイ、飲みたい〜から〜持ってんの!ハイ、飲〜んで飲んで飲んで、飲〜んで飲んで飲んで、飲〜んで飲んで飲んで、もう一杯!)
K君が配属先を言おうとしても、周りのアホなコールでよく聞こえません。
「だから、みーなーみーすー(ガヤガヤ)!」
(ハイ、ちょい残し?ちょい残し〜なっら、もう一杯!!)
周りの声にかき消されてよく聞こえませんが、
小林には「南砂」に聞こえました。
江東区 南砂。
小林の家からも近いし、遊び場も多い場所です。
「お、ROUND1あるよなあそこ!」
「ええっ!そうなの!?」
「おう、外いる時さ飯でも食おうよ」
「いや、無理でしょ...紛争してるよあそこ」
南砂は紛争してるのか、いやさっきから何か話が噛み合わない。
もう一度確認をしました。
「待って、今度行くのはみーなーみーすーな?」
「え?みーなーみーすーだん!」
南砂ではなくて南スーダンでした。
それにしてもROUND1の時点で変だと気付いて欲しかった。
紛争地帯でやるスポッチャは格別なのでしょうか。
平和な世界を望む 小林
うりふたつ
お疲れ様です。
小林です。
営業特有の月末にかけての追い込み&体調不良のWパンチに苛まれています。
そんな小林の帰りの電車にて...
座席に座って財布の中身をいじくっていました。
相変わらず開店休業状態、空っぽの財布。
「お、500円あったんだ。ラッキー!あっ...」
カラーン!コロコロコロ...
落としてしまいました。
勢いよく転がる500円。
車両の端の方まで行ってしまいました。
そして...優先座席のおばあちゃんの靴にあたり、ストップ。
(おばあちゃん、ナイスキーパー)
そう思いながら近づこうとすると...
おばあちゃん、500円玉を発見。そして
鬼のような速さでパッと拾い上げ、ポケットにダイブ。
(おい、なにしてんだあのババ...ばあちゃん。)
紳士な振る舞いに定評のある小林、
あくまで朗らかにおばあちゃんに話しかけました。
「あのね、おばあちゃん。その500円、俺のだよ?」
こちとら昼飯1食分がかかっています。
先手を仕掛けました。
「え、何が?んん?何のこと?」
「ほら、その今拾った500円。それ僕が落としたやつですよ。」
しらばっくれて来たので、わざわざ一人称を変えてまで下手に出ます。
さぁ、どうでるババ...ばあちゃん。
「あら、そうなのね。ごめんなさいね、あたしのと似てたから、ハハハッ!」
あたしの500円玉と似てた。
生まれて初めて言われたフレーズです。
そんな事、あり得るのか?
しかし、こんな話を聞いた事があります。
自分の顔にソックリな人間が世界には3人はいると言われています。
あのおばあちゃんが言った500円玉もきっとそれと同じ事だったのでしょう。
「そんな奇跡が起きたと言うならば、500円はむしろ差し上げるべきだったのではないか?」
小林は自分を責めています。
自暴自棄になりそうなので、帰りのコンビニで散財して帰りました。
使ったのはもちろんあの500円。
また会う日まで。グッドバイ。
奇跡を信じる男 小林
裸眼の世界
お疲れ様です。
小林です。
小林は視力が悪いです。
社内の健康診断では左目がほぼ失明状態という計測結果になりました。
そんな小林、
信号待ってたら横断歩道に白い猫がたじろいでて、
トラックが轢きそうになったので
「危ない!」
と叫んだ後に
よ〜くよく見たら狂喜乱舞するビニール袋でした。
どう見ても傍目から見たら危ないのは俺の方でした。
小林
インフレここに極まれり
お疲れ様です。
小林です。
小林は比較的駅のロッカーを利用します。
いつも通り、駅のロッカーを使用しようとした
時の事です。
いつも通りではない金額設定がそこにはありました。
しかも100円硬貨専用という謎の縛りプレイ。
インフレはここまで急激にやってくるものなのでしょうか。
駅のロッカーで9900円。
そうなると帰りのタクシーになんか乗ってしまった日には破産するのではないでしょうか。
怖くて駅の外から出れなくなりました。
小林
エロ back to the future
お疲れ様です。
小林です。
皆さん「BACK TO THE FUTURE」を
一度は見た事があると思います。
本日はこの小林が感じた
「BACK TO THE FUTURE」について
お話をしたいと思います。
小林が中学1年生の時。
友人たちと秘密基地を作りました。
※都会っ子なので、実際はイメージと違います。
秘密基地...学校から離れ、先生の手の届かないユートピア。お菓子やジュースを持ち込んで、くだらない話で盛り上がる...最高の場所です。
しかし、我々の秘密基地には厳しい掟がありました。
「秘密基地に入るには、エロ本を持参する事」
これが中学生には中々厳しい掟でした。
中学生の容姿ではコンビニでは買えず、
どこかに落ちているエロ本を探すしかありません。
もうダメだ...諦めかけた時、そんな時に限って
小林の家の近くの公園のベンチに新品同様のエロ本が落ちていたのです。
「誰だか知らんがかたじけねぇ...これで大手振って秘密基地に行ける...ありがてぇ...!」
そう思いながら小林は秘密基地へと向かいました。
〜あれから10年後〜
小林は立派な成人になりました。
エロ本を買う事も法的に許される年齢となりました。
小林は酔っ払った帰り道、エロ本を買って
パラパラとめくっては公園のベンチに置いて
帰るという奇行を行いました。
そしてある時、いつものようにパラパラと
エロ本をめくり飽きてベンチに置いていこうとした瞬間、ふと思い出したのです。
「この公園で必死にエロ本を探していた10年前の自分」
「そして、何故か新品同様に置いてあるエロ本」
この2つの事を。
そして...繋がりました。
「もしかして、俺がめくり飽きたエロ本はこのベンチを通して時空を超えて、秘密基地に入りたかった自分へと届けられていたのでは...?」
そう、まさに
「BACK TO THE FUTURE」
「エロ BACK TO THE FUTURE」
一見、ただの無駄遣いをしているように
見えた自分の奇行も、実は過去の自分を救っていたのです。
エロは時空を超える、そう確信しました。
奇行継続中 小林